ヘアサイクルの乱れがハゲを導く!?その理由とは!

ヘアサイクルの乱れがハゲを導く!?その理由とは!

髪の成長の仕組みについて

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薄毛や抜け毛の予防策として、よく喫煙やストレスが髪の成長に良くないと言われていますがそれには理由があります。

それは髪の成長の仕組みと関係があり、その仕組みについて説明しましょう。

まず、頭皮の毛細血管から栄養分が毛乳頭に届き、それが毛母細胞に送り届けられ、毛母細胞は栄養を吸収しながら細胞分裂を繰り返していくことで髪は成長します。

喫煙やストレスが髪の成長に良くないと言われているのは、喫煙やストレスは毛細血管を収縮させてしまい、十分な栄養分が毛母細胞に運ばれて行かないからです。

毛母細胞に栄養分の含まれた血液が届かなければ、基本的に髪の毛は育たないので、血行の促進はとても重要なことだと言えます。

しかし、喫煙やストレスは血行の促進を阻害してしまうので、結果的に抜け毛や脱毛に繋がってしまうのです。

ヘアサイクルが乱れると薄毛に!

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髪には毛周期と言われる髪のサイクルがあります。このヘアサイクルの乱れが薄毛を引き起こしていると言われています。

ヘアサイクルには、成長期、退行期、休止期があり、これをある一定の期間ごとに繰り返します。成長期に入ると男性は3~6年間、女性は4~8年間髪が伸び続けます。髪が伸びるのはこの成長期の間だけです。

そして、成長期が過ぎれば、退行期に入ります。退行期というのは、毛母細胞の細胞分裂が減っていくので、髪の成長が徐々に遅くなっていきます。この退行期は、男女共にだいたい2~3週間と言われています。

退行期が過ぎると、休止期に入ります。休止期に入ると、髪の成長は完全に止まってしまい、次の新しい髪の毛が生えてくるのを下で待っている状態で、準備期間といってもいいでしょう。

この休止期の髪の毛は、いつ抜けてもおかしくない状態であり、シャンプーやブラッシングで抜けたり、手で少し触れただけでも簡単に抜け落ちてしまいます。

これが通常のヘアサイクルであり、休止期に髪が抜け落ちたとしても、成長期の髪がしっかりとしており、太くハリやコシのある髪であれば問題ありません。

しかし、シャンプーやブラッシング時に抜ける髪の毛が多くなり、新しく生えてくる髪が細くて弱々しく、本数なども少なくなってきたとしたら抜け毛が進行しており、ヘアサイクルが乱れている状態です。

そして、薄毛の人の場合はこのヘアサイクルが乱れて、成長期が極端に短くなるので、育つ髪より抜け落ちる髪の方が多くなっていくためハゲの原因となるのです。

つまり、完全に成長し切っていない状態で髪がどんどん抜け落ちてしまうため、髪自体も細く弱くなりながら、全体的な髪の毛の量も減っていってしまうのです。

この薄毛を食い止めるには、ヘアサイクルを乱さないことが大切です。具体的には、偏食をせずバランスのいい食生活や、十分な睡眠、適度な運動、ストレスを溜めないことなどが大切です。

そして、抜け毛が気になっている方は、AGAクリニックなどで、専門医による診断を受けてみるのもオススメです。

AGAクリニックでは、その人の薄毛の原因に合った効果的な治療法を続けることで、AGAの症状である抜け毛や脱毛が減り、健康的な髪を育てることができるからです。

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